事業内容
医療現場において、高齢の難聴患者本人との円滑なコミュニケーションが課題となっている。加齢性難聴の場合、通常は補聴器等で対応するが、難聴の進行によって補聴器での対応が困難なケースがある。重度の難聴者と円滑なコミュニケーションを図るために、タブレット型の簡易で手軽なコミュニケーション支援システムを開発する。
目指す姿
インフォームド・コンセントが重要な医療現場において、聞こえないことを理由に、「聞こえたふり」や「わかったふり」をなくす。医療従事者と患者の間に存在する「不安」「不満」「不便」をデジタル技術により「希望」に変え、患者の満足度を最大限に高めるとともに、医療スタッフの負担を軽減する商品の開発を目指す。