現状・課題
カーボンニュートラル社会のキーとなる、太陽光をはじめとした再生可能エネルギーについては、電力等のエネルギーを最適に貯蔵・供給するエネルギーマネジメントシステム(EMS)が必要不可欠である。従来のEMSは施設や設備ごとに監視・制御を行っていたが、5Gの普及等により、より高速かつ低遅延なクラウドや大規模AIとの接続が普及すると予想される。
研究開発概要
従来よりも高度なエネルギーマネジメントを行うために、リアルタイム性と信頼性を実現する現地設置システムと、分析や状態予測等の大規模な計算処理を実現するクラウドシステムで構成されたEMSを開発する。
また、5G回線を利用することで、機器から出力されるミリ秒単位のデータをリアルタイムに遠隔地でモニタリングできる仕組みを構築する。